ソラマメブログ › Sanctuary Products › 2008年10月

  

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2008年10月31日

な、なんと先行販売

こんばんは^^
Sanctuary Products事務局のひまです。

いよいよ明日からSP連続冬企画の開催です!

11/1(土)~11/30(日)

KaAyo Morigiさんによる個展 GirlsTalk

SPが誇る表現者KaAyoさんの多彩なイラストをぜひご覧ください^^


展示場はSP事務局


と!

共同企画として、あの人気ヘアショップC&Hさん
今回の個展用にな、なんと編みこみヘアー特別先行販売しちゃいます!


C&HのオススメヘアーをKaAyoさんがイラスト描いてますよ^^

※右から2番目の編みこみヘアーです^^ なお、11/1以降にしか商品は置きませんのでご注意ください


共同特設会場はコチラ
http://slurl.com/secondlife/Islands%20InThe%20Stream/140/217/1008

C&Hさんのお店はコチラ
本牧Hills
http://slurl.com/secondlife/Honmoku%20Hills/203/200/22




  


Posted by Sanctuary Products at 20:30Comments(0)個展Girls Talk

2008年10月30日

プレイベント終了

こんばんは^^
Sanctuary Products事務局のひまです。

本日のプレイベントにお集まりいただいた皆さん本当にありがとうございました<(_ _)>
不手際が多々あり、平日の深夜にもかかわらず長時間お待たせしてしまったことをお詫びいたします。
最後まであたたかいお声をかけてくださった皆さん、ありがとうございました><



今夜のCACA☆HOBOSS LIVE盛り上がりました!


11/1のオープンまで間もなくです^^
改めて告知をさせていただきますので、ぜひ遊びに来てくださいね^^


事務局 ひま  


Posted by Sanctuary Products at 01:35Comments(1)個展Girls Talk

2008年10月29日

LIVE始まりますよ!



間もなく23:00よりCACA☆HOBOSS LIVEです!


場所:Sanctuary Products事務局上空の特設ステージ
http://slurl.com/secondlife/Apoda/238/32/53
事務局内に会場へのテレポータが設置してありますので、そちらもご利用ください)

※SIMの上限が40名となっておりますのでお早目のご来場よろしくお願いします!

会場には以下のお土産を用意してあります^^
ライブを楽しんで、お土産も貰っちゃってくださいね~^^





詳細は前記事をご覧ください^^
http://sanctuary.slmame.com/e412716.html

事務局 ひま
  


Posted by Sanctuary Products at 22:36Comments(0)個展Girls Talk

2008年10月29日

CACA☆HOBOSS LIVE速報

こんばんは^^
Sanctuary Products事務局のひまです。


さてさて、会場では着々と準備が進んでおります。
本日のCACA☆HOBOSS LIVEまであと4時間半となりました!


会場の様子です。
kukkii氏頑張ってますw

日時:10/29(水) 23:00START

場所:Sanctuary Products事務局上空の特設ステージ
http://slurl.com/secondlife/Apoda/238/32/53
事務局内に会場へのテレポータが設置してありますので、そちらもご利用ください)


詳細は前記事をご覧ください^^
http://sanctuary.slmame.com/e412716.html

事務局 ひま  


Posted by Sanctuary Products at 18:25Comments(0)個展Girls Talk

2008年10月29日

本日CACA☆HOBOSS LIVE

こんばんは^^
Sanctuary Products事務局のひまです。


11/1(土)スタートのSP連続冬企画のプレイベントとして、
本日 CACA☆HOBOSS LIVEを行います!!

会場には11/1(土)からイラスト展を開催のKaAyo Morigiさんによる作品の展示や、
お土産を用意してお待ちしておりますので、ぜひ足を運んでください^^

※SIMの上限人数が40名となっておりますので、お早目のご来場をお願いします!


日時:10/29(水) 23:00START

場所:Sanctuary Products事務局上空の特設ステージ
http://slurl.com/secondlife/Apoda/238/32/53
事務局内に会場へのテレポータが設置してありますので、そちらもご利用ください)





事務局 ひま  


Posted by Sanctuary Products at 15:04Comments(0)個展Girls Talk

2008年10月26日

SP冬企画 予告第一弾

こんばんは^^
Sanctuary Products事務局のひまです。

Sanctuary Productsでは11/1(土)~12/31(水)の2ヶ月間にわたって
SP連続冬企画と題し、個展を開催いたします。

11/1(土)のオープンに先立ちまして、

10/29(水)にプレイベントを行います!!

場所、時間等の詳細は追って発表いたしますのでお楽しみに^^




事務局 ひま  


Posted by Sanctuary Products at 23:20Comments(2)個展Girls Talk

2008年10月16日

『君が見た夢のなかでは』


とりになって三か月。

 今でも時々、君の夢をみるけれど、やっぱりいつもケンカしていたり別れ際だったり、別れたあとであったり。

今ではもう、声が思い出せない君。

 寂しいとかひと肌が恋しいとか、他に誰もめぼしい人がいないとか、イベントが近いからとかそんな打算ともつかない馬鹿馬鹿しい理由も、今ならわからなくもない。

 でもやっぱり、今でも「あぁするしかなかったんだ」と、何度も考えてみても結局のところ行きつくところは同じ。

 イライラするケンカをした夢をみた後、やっぱり起きてからもイライラしていて、憎らしくて、もう好きじゃないんだって自分でも納得してしまう。あるいは自分にそう言い聞かせる。

 何度も何度も、数えきれないケンカをして、数えきれない涙を流して、傷ついて、同じくらいきっと傷つけて。

「どうして好きになってしまったんだろう。どうして、好きな人を嫌いになるために付き合うワケじゃないのに」

 別れて、一人になって、誰の目もない気ままな生活をしているうちにすっかり鈍ってしまった重い自分の体と心に、自己嫌悪に陥ったりしながら。

 それでも「あの頃は幸せだった」なんてまだ嘘でも言えなくて、友達の結婚式で幸せそうな新郎新婦をみて自分も温かい気持ちになったり、でも自分は付き合うとか結婚とかよくわからなくて、憧れもなくて、けれどもう辛くて泣いたりもしないし、おもしろいテレビを見て笑ったり、家族や友達と世間話をしたり、結婚のお返しにもらった植木鉢の四つ葉のクローバに水をやって、日々成長する植物の強かさに驚いたり、小さな部屋の窓から見える外の景色が刻一刻と冬へと向かっていく様子とか、そんな『普通』と言える毎日がびっくりするくらい穏やかで、同時に、死にたくなるほど苦しい。

 あんなに感情的だった日々を、劇場的に愛した君を、思い出すことも日に日に少なくなってきている。
人間って、なんて胡散臭い生き物なんだろう。なんて移り気で、ずるくて、強かで、なんてなんて、憎らしい。

 しかし、そうしてしか生きていけない、生き延びれない、子孫を残せない、そんな悲しい生き物でもあるから。
繊細さゆえに絶滅していった動物たちに淡い想いを馳せて、少し、鈍感な自分たちの行く末を案じたりする。

 それこそ、一生懸命に毎日を生きている人々に対する『自分』という人間からの冒とくであるとも知らず、いや、知っているけれど止めることのできない、永遠とも思える退屈な時間がそうさせる、悲しき『自分』の現状なのだと、冷静なもう一人の自分が分析する。

 昔、時間つぶしにとたまたま手にとった聞いたこともない名前の著者の本を、なんとはなしに本屋の店頭で斜め読みしていた時ふと目に止まった言葉が、今でも鮮明にあたしの中に残っている。


「結局、ぼくたち人間にできることは、愛する人を愛し、明日の天気と幸福を祈ることだけなのだから」


 そのとおり。頭脳や腕力や、経済力もなにもなく、ただ最後に人間にできることはそれだけなのだと思う。
そして、今のあたしにできるのは、自分の愛した人がみる夢のなかでくらい今の自分よりも美しくあればいい、幸福そうであればいい、そんなことを祈るだけ。

 過ぎた時間のなかで血肉を通わせ経験したことのすべてが、言葉に変換すれば実に薄っぺらい紙の上、あるいは画面のなかでいつでも「なかったことになる」Web上で、ほんの数百文字・数千文字・数万文字になって量産され、コピーされ、消費されてしまう。

 そしていつか自分も知らないようなどこかの誰かの記憶の片隅にほんの僅かな欠片だけを残すか、あるいはその欠片すらも残さず消えてしまうかのどちらかでしかない。

 空しい、という言葉すらが虚しくもなる。

 願わくば、あの日々を、想い出が美しいもののようにしてくれますように。

 そうしてまた、ふたりが次へと進む勇気を、機会を、ふたりが見逃しませんように。

 また、誰かを愛せますように。

 ただただ、切に願う。













森儀
  


Posted by Sanctuary Products at 21:00Comments(0)短編。

2008年10月13日

『ときが戻せるなら』


 はよく言う。
現実の世界でも、ドラマでも小説のなかでも、それはきっと最初の人間が生まれ落ちた時からずっと変わらぬ、歴史上でも普遍的な「ひと」の願い。

「あのときに戻れるなら」

 それはきっと、たいていの場合「後悔」なんて言葉では言い尽くせない、たくさんの想いがそのなかには詰め込まれていて、決して叶う事がないのだとわかっていてもなお、口に出して、或いは文字という記号に残さずにはいられない嘆き。
 時というものを認識できるようになってしまった悲しい生き物。過ぎ去ってしまったことをいつまでも反芻できるほど、持て余してしまう。進化なんてしなくてよかったのに。

 あたしが戻れればいいと思うとき。
本当にやり直せないこと、取り戻せないもの、
そして、もうどうしようもない状態。

「あたしはね、あなたに出逢ってあげなければよかったって思う」

 このつまらない人生のなか、無意味に生きているような気がずっとしていた。そんなあたしをきっと、一生のうちで一番必要としてくれていたのはあなただったと今でも確信をもって言える。
 それが、いいのか悪いのかは別として。

 でもあたしは、できることならあなたの記憶の中から「あたし」を消してしまいたい。
ひどいことをされたのはきっと、あたしの方で、いつも泣かされて、尽くして、それでもあたしが思う「愛」はあなたからは返ってこなかった。

 見返りを求めて付き合うのは間違っていると思う、ましてや「同じ気持ち」なんてものは絶対に存在しないだろう。
でも、あたしがあなたに求めたもの、そしてあなたがあたしに求めていたもの。

 それはお互いに決して揺るぎないもので、そしてその二つは決して交わることのないものだった。
どんなに永いときを共に過ごしても、その違いばかりがクローズアップされていくだけで、ただただいつまで続くかわからぬ孤独との戦いでしたなかった。

 一緒にいても寂しい、辛い、悲しい。
それはきっと、あたしだけじゃなかった。

 決して叶うことはない、願い。

 今なら二人、もっと上手に相手を愛せるだろうか?もっと幸せを感じられるだろうか?
そんな楽観もできない。あれからあたしはひどく臆病で、またひとつ厚い壁をつくって、自分を守ろうとしている。

 きっと、今どこかであなたに出逢ったとしても、あたしは眉ひとつ動かさずに、あんなにいつも触れていた肌を、その腕を首筋を髪を、そのとなりを通り過ぎてしまえるくらい。
もう「どれ」が自分の本当の感情かもわからない、今のあたしはきっとあなたの目に最低に映ることだろう。

 そうして、嫌いになってくれたらいいとも思う。そして、もう一度あの頃のあなたに戻って、無邪気に、また別の誰かと笑い合ったり抱き合ったり、できるようになってくれたらいいのに、心からそう思う。

「出逢ってしまって、ごめん」

 一生のうちで出逢う、すべての出逢いにはきっとそれぞれの意味や価値や理由がある、それはわかっている。宗教でも、もっと別の論理でもなく、このわずかな人生のなかで学んだ自分の経験や勘のようなものでそれはわかっている。

 誰か一人でも、何か一つでも欠けていたら「今」というものが存在しえないものだと。

 それでも願わずにはいられない。
叶わないとわかっていて、否、本当は叶わないことに安心して、皆くちぐちに言うのかもしれない。本当は叶ってほしくなんてないのかもしれない。

「なんでこんな複雑になっちゃったかな」

 あたしは自嘲気味につぶやくだけ。
自分という人間を、「ひと」という存在を、恨むわけではないけれど、悲しく思う。

 あなたといて好きになれたもの、嫌いになったもの、この腕の傷が間違いなくここにあること、まだ少しだけあなたのにおいがする服、あなたの筆跡でかかれた言葉、一緒に行ったあの公園であなたがくれた花で作った押し花、一緒に聴いた曲のメロディライン、そして、一緒に眠り一緒に目覚めたベッドからみた変わらない景色、そんなもののすべてが嘘じゃなく目の前に存在していて「あれは本当にあったことだよ、忘れてはいけないよ」そんな風に四六時中あたしに訴えかける。

 痛みなら、一生耐えられる。耐えてみせる。
あたし一人が痛いならなんてことない。この傷も一生消えなければいい。

 そんなことで、そんな代価で済むなら、簡単なこと。

「あのころに戻れるなら、きっとあたしはあなたを選ばない。出逢ってあげない。それは勘違いだよ、君があたしを好きだという思い、それはきっと恋愛じゃない。君は今とても弱っていて、手を差し伸べてくれる人ならだれだっていいんだ、ほら、よく考えてごらん」

 嘘のような都合のいい言葉を並べたて、あたしは君を納得させてみせる、懐柔してみせる。説き伏せ、ねじふせ、それは勘違いだと、信じ込ませてみせる。

 たとえそれが「罪だ」という人がいたとしても、あたしはそうするだろう。

 たとえそれが「間違っている」という人がいても、あたしはそうするだろう。

 だから、どうか、ときが戻せるなら。

 神さまじゃなくていい、神さまのような、万能の存在がまだあたしがみたことない、どこかにいるのなら。

 あたしを、あのとき、あの時間へと。













森儀
  


Posted by Sanctuary Products at 21:00Comments(0)短編。

2008年10月09日

『いつか来る、終わりのときまで』


人で眠る夜。
 これがあたしの日常だけれど、今はもう昔のように孤独を感じて、息をひそめ物陰からこちらをじっとみつめる、自分を闇へと追い込む何かの幻覚に怯え、祈るように眠りを待つことはなくなった。
 眠っているとき、不安で呼吸が止まり、苦しさで何度も何度も深夜に目覚めることもなくなった。

 きっと、あなたに出逢ったから。

「いつか一緒にみた月をおぼえている?」
 あの頃はまだ、二人こんなに大切な存在になるなんて思ってもいなかった、否、本当は初めて出逢ったときから「この人なら」という予感はあったのかもしれない。

「大好きだよ」
 幼すぎる今のあたしには、この気持ちを伝えるのにこれ以上の言葉が見つからない。

 きっとこの上には「愛してる」という言葉がふさわしいのだと思う。けれど、あたしには『愛』なんてものはわからないし、わからないものをわからないまま使っていくうちに「わかったつもり」になり、本来の意味や価値からどんどん遠ざかっていくような気がして怖いのだ。

 それくらい、きっと一人一人の人間が一生をかけて、大事に大事にして、あたためて、あれでもないこれでもないと、パズルのピースを探す作業のように、日常の色んなものを『愛』という空白にあてがって、やっと最後に見つかるひとつのピースこそが本当の意味での『愛』なのだとあたしは思っているから。

 もしかしたら、みつからないかもしれない。
そんな不安と闘いながら、人はまた次の人への希望をこめて進んでいくんだと思う。

 だから、あなたと出逢えて芽生えたこのまだ小さな小さな、幼稚な『愛』の芽をあたしは大事にしたいと思う。

「どうか、あなたがこの芽が咲いたとき、受け取ってくれますように」
そんな祈りの日々、そんなことさえも幸福に思えるなんてあたしは知らなかった。

 他人の気持ちなんて、見えないものだから。あれこれ一人で考えて不安になったり悲しくなったりするけれど、どんなに考えたところで『答え』なんてものはでるはずもない。

今はただ、「あたしがあなたを好きだ」ということだけで充分だと思える。

 この気持ちが本当の意味で叶わなくても、こんな穏やかな時間を、幸福をくれたあなたを、あたしはたぶん一生忘れることはないだろう。

「大好き」

 一人眠る夜、どんなに思ってもその手に触れることはできない二人だけれど、いつだってあなたを思っているよ。

 どうか、この手を放さないで、もしあなたがあたしと同じだけでなくても、少しでも一人眠る夜あたしを思い出してくれたりするのであれば。

 いつか決められた『終わり』がやってくるのだとすれば、その日まで、あたしはあなたのそばにいたい。

「大好き」

 嬉しくて、幸福で、涙があふれたのは生まれて初めてかもしれない。
 何度でも言うよ。他に言葉を知らない馬鹿な九官鳥のように、何度も何度も繰り返しこの言葉をあなたに贈るよ。

「大好き」

 例えあなたが、あたしと同じ気持ちでなくても。











森儀
  


Posted by Sanctuary Products at 21:00Comments(0)短編。